神社に「今年こそ、ジャンボ宝くじが当たりますように…」というお参りの仕方をしているなら、せっかくの良いパワーを逃しているいるかもしれません。
神社に参拝する時の基本的な参拝の作法と、実際にお祈りする時の正しいやり方を紹介。
特に、金運アップや宝くじ当選を祈願して神社を訪れているなら、ぜひ参考にしてみて下さい。
神社参拝・一般的な正しいやり方(基本)

神社への参拝方法は自己流かも。。。

正しいやり方を覚えておきましょう!
神社にお参りする際の「厳格な作法やマナー」は存在しません。その理由は、神社によっても作法やマナーに微妙な違いがあったり、神様に対しての敬意の表し方は人それぞれだからです。
…とは言っても「宝くじ当選祈願のために、真面目にお参りしたい!」という気持ちが強いほど、作法への真剣味も増すもの。
そこで、一般的に言われている神社へのお参りの手順を紹介します↓
1.鳥居のくぐり方
鳥居をくぐる前に一礼をして中に入ります。
鳥居は現実世界と神さまの領域を区切っている結界のような玄関のような役割。
会社の社長室に入る時や、面接を受ける時に部屋に入るようなイメージで「目上の人のいる空間に入るから一礼をする」という感覚です。
神社を出る時にも、振り返って同じように礼をするのを忘れずに。
2.参道の歩き方
参道の真ん中の道は、神さまの通る道(正中)と言われているため、敬意を表すために通常は歩かない場所。真ん中を避けるように端の方を歩きます。
どうしても真ん中を横切ったりしないといけない場合は、軽く頭を下げながら通るようにします。
3.手水の手順
参道を入った後で、脇にある「手水舎(ちょうずや)」で心身を清めます。
手水舎で行う手水は本来は「禊(みそぎ)」の意味があるのだそう。よく見かける「禊」は滝に打たれる滝行等が有名ですが、神社に入るたびに毎回 大掛かりな事はやっていられないので、手水によって禊を簡略化しています。
手水の具体的な手順は次のとおり↓
1.手水舎に入ったら一礼
意外と知らない人が多いのですが、手水舎に入る前にも一礼します。
2.柄杓で水をとって左手から清める
右手で柄杓を取ったら、たっぷり水をすくい左手に流します。
3.右手を清める
左手に持ち替えて右手に流します。
4.口をゆすぐ
右手にもちかえて、左手に水をためて口をゆすぎます。この時、水を吐き出す時に口元を見せないように、軽く手で隠すようにします。
左手を口につけたので、再度、左手をゆすぎます。
5.柄杓をゆすぐ
両手で柄杓を持って上に持ち上げて、手で持っていた部分をゆすぎ、静かに柄杓を置きます。
6.ハンカチで手と口をふく
ハンカチで口と手を拭きます。(間違っても、その辺で手をペッペッ!と雫を飛ばさないように。)
ハンカチが取り出しやすいように、手水舎に入る前に出しやすい位置にスタンバイしておくとスマート。
7.手水舎から出る前に一礼
手水舎に入る時と同じく、出る時にも一礼を忘れずに。
4.拝礼のやり方
いよいよお参りの本番。おおまかな順番として、
- お賽銭を入れる
- 鈴を鳴らす(※ある場合)
- 二礼二拍手一礼
この順番で進めます。
1.お賽銭を入れる
拝殿に進んだら、まずはお賽銭を入れます。お賽銭は投げ入れずに、そっと入れるように注意。
入れる金額は「神さまへの感謝の気持ちの額」を自分ルールで決める形。金額が決まっているわけでもなく、多ければ良いわけでもありません。
2.鈴を鳴らす
拝殿に鈴がある場所では、鈴を鳴らします。神さまに「来ました!」とお伝えする意味があります。
3.二礼する(2回おじぎ)
ここから、二礼二拍手一礼のパート。まずは深く2回お辞儀をします。
4.二拍手する(2回の拍手)
手を胸の前で合わせて、右手を少し下げてから2回拍手。
手をあわせたままで、感謝の気持ちとお願いごとを神さまに伝えます。
5.一礼する(1回おじぎ)
最後に深く一礼をして、去るときにも軽く会釈をしてその場を後にします。
神社で「宝くじ祈願」をお祈りする方法

宝くじのお祈りはしてはダメ?

まずは感謝の気持ちを伝えましょう!
色々なメディアや記事を見てみると「神社でお願いごとをするのがダメ!」のような内容を見かけます。
その理由は神社は神さまに感謝の気持ちを伝える所であって、お願いごとをするのではないとの解説。
宝くじ当選のご利益が高いとして知られる東京の新大久保駅近くにある「皆中稲荷神社」で神職を務める方によると、、、
ここ数年、宝くじが当選する御利益もあるということで参拝される方も増えてきました……そういうものばかりというのも、神社参拝の本来の主旨からはいかがかという思いもあるんですけどね
出典:https://news.infoseek.co.jp/
このように言われています。
では、やっぱりこういったお願いごとを神社でするのは不謹慎なのでしょうか?
「本来、参拝とは神様に感謝して、家族や地域、国の繁栄や自分の健康を祈るもの。参拝する皆さんが、崇敬の気持ちを念ずることによって、神様も威を増します。その結果として、様々な御利益に繁栄されるんです。特に崇敬もなにもなく<このチケット、宝くじを当てて下さい>では、叶わないことなんですよね」
出典:https://news.infoseek.co.jp/
つまり、神さまのご利益はあるけども、直接お願いしても効果はないという事。
- 神さまに感謝の気持ちを伝える。
- 神さまがパワーアップ!
- ご利益も受けやすくなる!
参拝とご利益の本来の関係を正しく説明するなら、こういった事のなるようです。
また、別の記事ではこういった内容もありました↓
「初詣で、すぐに”これこれをお願いします”と願い事を言ってはいませんか? 神様に次々願い事を伝える前にすることがあります。それは、これまでの報告やお礼です。たとえば、”以前、●●試験に合格させてください、とお祈りしました。無事合格できました。ありがとうございました。”とか、”家族が健康で新年を迎えられました。ありがとうございました”などとちゃんと報告して、お礼を言ってますか?
それができてから、新しい祈りをささげ、お願い事を伝えるのですよ。それが礼儀ってもんです」
出典:http://blogs.itmedia.co.jp/
よくよく考えてみると、自分が神さまの立場だったとして、、、
いきなり

宝くじ当ててくれ〜!
と神社で言ってくる人ばっかりだと
となりそうですが、

神さまのおかげで、いつも健康でいられます。いつも、ありがとうございます!
こんな風に感謝をしてくれる人がたくさんいると、
となって、より気分よく神さまのお仕事ができて本来の力も存分に発揮する事ができそうですよね。
- 神さまにいきなりお願いしても効果なし!
- 神さまが力を発揮できるように、日頃の感謝の気持ちをたっぷりと伝えよう!
- その上で「宝くじが当たりますように。よろしくお願いします。」とお願い。
宝くじご利益のお守りも欲しい!
せっかく神社にお参りするのですから、せっかくなら宝くじにご利益のあるアイテムも欲しいですよね。
そこで、全国にある神社の中から、宝くじ当選のご利益、必ず当たるように!との祈願が込めれれている「宝くじお守り」を紹介します↓